頑丈なチーク材フレームの曲線的で包み込むようなラインと、大胆なスケールの編み目模様が、ランドマークコレクションの特徴であり、それはPalinfrascaアームチェアにも表れています。これらは、ヴィンセント・ヴァン・ドゥイセンがデザインしたパティオのチェアにも受け継がれており、よりコンパクトなプロポーションのおかげで、さらに明確に表現されています。曲線を描くバックレストは、座る人を抱きしめるような形状で、安心感と心地よさを提供します。モジュラーソファと同様に、バックレストはチーク材もしくは、オリーブグリーンのEVAポリウレタンによる編み目仕上げを選ぶことが可能です。
ヴィンセント・ヴァン・ドゥイセンはタイムアウトコレクションにもサインをしており、記憶に残るモダンなアウトドアアームチェアを提供しました。艶消し塗装されたアルミニウムのバンドが、背もたれとソリ型のベースを作り上げています。金属フレームには、手作業で編み込まれた細かなポリプロピレンロープのカバーが施されており、カラーはアンスラサイト、オリーブグリーン、デザートイエローの3色からお選びいただけます。
Molteni&Cの心地よいアウトドアアームチェア家具の中でも、ジオ・ポンティにインスパイアされ、ジオ・ポンティアーカイブスとのコラボレーションの末に出来上がったデザインの数々を、言及しないわけにはいきません。D.150.5シェーズロングは、ジオ・ポンティが屋外用、正確には客船アンドレア・ドリア号のためにデザインした希少な家具のひとつを、Molteni&Cが忠実に再現した作品です。サイドデザインの連続したラインが、背もたれ、座面、アームレスト、フットレストを一つのラインで繋げており、アウトドアラウンジチェアの細長いプロポーションを引き立てています。無垢のチーク材は、優れた品質を実現し、最高のクラフツマンシップを表現しています。
D.154.2 アームチェアはジオ・ポンティの代表的でアイコニックな作品の一つです。このアームチェアも、もともとは屋外用に作られました。研究を重ねた素材と、技術面のパフォーマンスは、オリジナルデザインへの敬意の表れだけではなく、Molteni&Cの他のプロダクトにも特徴づけられる耐久性を保証しています。曲線の繊細なラインと、硬さと柔らかさの対比が調和するこの椅子は、時代を超えて愛されるでしょう。
