新製品 | チェア
アフラ&トビア・スカルパが、1973年にMolteni&Cのためにデザインした歴史に残る作品Monkは、2025年、ヘリテージコレクションの一部として特別に復刻されました。
アフラ&トビア・スカルパが、1973年にMolteni&Cのためにデザインした歴史に残る作品Monkは、2025年、ヘリテージコレクションの一部として特別に復刻されました。
私にとってテクニックとは、決して押しつけや、さらに悪く言えば暴力的な行為ではない。それは可能な限り即座に、シンプルに、流動的に現れ、適切な瞬間にしか生まれない。私にとって、テクニックは常に、その瞬間、過程、状況、さらには偶然に適応するものでなければならない。テクニックとは、「その」テクニックではなく、色々なテクニックを指すのだ。 [...] 装飾は付加的なものでも仮面でもなく、進行中の出来事の「尺度」であるべきで、出来事(あるいは行為)を捕らえ、時間を宙吊りにし、自己表現する方法なのだ。私が 「尺度 」と言うとき、それはアイデンティティ、特異性、独自性、性格、個性、さらには秩序、あるいは前述したように 「教育 」を意味する。」
– Tobia Scarpa
ダイニングチェアとしても、リビングルームやベッドルームのアームチェアとしても利用できるMonkは、無垢材にレザーの表情豊かな質感を際立たせる、シンプルな美しさが特徴です。8つの光沢スチールリベットがシートをフレームに固定し、この絶妙なデザインにさりげない装飾的アクセントをもたらしています。
「Monk」という名前は、まるで修道僧のような飾り気のないスタイルを反映したものでもあり、アフラ&トビア・スカルパがMolteni&Cのためにデザインした作品には「M」で始まる名前を習慣的に付けていたことにも由来しています。
シートとバックレストはレザー製で、2本のスチールパイプの上にピンと張られ、快適でサポート力のあるデザインとなっています。
ジョイントが露出したクロスパネルで接合された木製脚が薄い柱のように屹立しています。
アメリカンウォールナットの無垢材フレームは、ブラックオーク仕上げとコーヒーオーク仕上げがあります。シートとバックレストは2枚の革でできており、Molteni&Cコレクションの中から色を選ぶことができます。
イタリア人の建築家でありデザイナーのトビア・スカルパは、1935年にベネチアに生まれた。1969年にベネチア建築大学を卒業。好奇心が強く、建築、修復、服飾、デザイン、グラフィクス、教育等、様々な分野で活動。60年代にMolteni&CやUnifor等、重要なイタリア内外の様々な企業とコラボレートによる実績を残し、工業デザイン界のリーダーとしての地位を確立した。
全経歴「構築方法を知ることは、技術的負債です。私が創造するものに意味を与えるにはどうすればよいのかを理解することが、形式に必要とされる論理的負債です」
Tobia Scarpa
Monk
スペック
Technical drawings 2d (.jpg)
Ground Floor, Ashoka Vishnu Capitol, road no.2, Banjara Hills, 500034, Hyderabad