
モダンで現代的なラグには自然な感じのデザインや洗練されたデザインのものがありますが、そういうラグを加えることで、インテリアが一層豊かなものになるものです。ベッド、アームチェア、アクセサリー同様、モルテーニのラグは、そのコンセプトにとどまることなく、洗練された素材と特別な製作技術の力を借りて、デザイナーのアイディアを実現しています。
その一例がEDGEです。ウールとリネンの混紡によって表面はソフトで光沢があり、シンプルでいてエレガントなセンター部分を引き立てる、個性的な縁取りのモダンなラグが、デザイナーNicola Gallizia(ニコラ・ガリッツィア)によって実現されました。
コレクションPALETTEもまた、Nicola Gallizia(ニコラ・ガリッツィア)のデザインによるもので、アントラチーテ、クリームイエロー、ダブグレー、ラスト、トープから選ぶことができる包容力のある鮮やかな色合いが特長です。こちらで使用されているのはソフトで滑らかな素材であるテンセル100%で、耐久性と通気性があるだけでなく、その特性と製造過程の両面からもエコフレンドリーであるファブリックです。
旅をスペインのオヴィエドに進めて、Patricia Urquiola(パトリシア・ウルキオラ)デザインの現代的なラグを3点ご紹介しましょう。
LOOP&CUTはリネンとバンブーシルクから作られています。ニットの技術にインスピレーションを得ていることがラグの縁取りの仕上げからわかります。アルティック、ミルキーホワイト、ネイビー、ストーングレイ、タンのカラーを用意しており、伝統的な織機で手織りしています。
エレガントで現代的なシルク100%のラグ、HEMにも同じようなクリエイティブなアイディアが見受けられます。こちらの場合、ニットウェアの世界を参考にしたのは盛り上がった縁取りで、シンプルでありながら大変刺激的なディテールと言えます。そのどちらも、家族と共にまたは一人で過ごすオアシスのような中心としてのラグの役割に回帰するという意図からデザインされました。
このスペイン人デザイナーによるRANDOMはその名前とは違い偶然の産物ではありません。この手織りのデザインには伝統的なラグに対する敬意の念が込められています。
ミラノに戻りましょう。アイコニックなラグの提案です。D.754.1はGio Ponti(ジオ・ポンティ)のデザインした作品のひとつで、モルテーニによって新たにスタイリングされました。1954年のデザインで、四色の馬の毛皮をパッチワーク状に組み合わせて製作されました。
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