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単一素材のモノリシックな作品にインスパイアされたヴィンセント・ヴァン・ドゥイセンは、このコンセプトを最新作のキッチン、Intersectionに適用したいと考えました。単一素材、ナチュラルストーンで制作する独創的で彫刻的、そして建築的なオブジェクト。

Winner | 2021, NYCxDesign Awards, Kitchen Cabinetry Category

Design Vincent Van Duysen


スペック

単一素材のモノリシックな作品にインスパイアされたヴィンセント・ヴァン・ドゥイセンは、このコンセプトを最新作のキッチン、Intersectionに適用したいと考えました。単一素材、ナチュラルストーンで制作する独創的で彫刻的、そして建築的なオブジェクト。

このプロジェクトの肝は、まず第一に、自然だけに求めることのできる特徴、つまり、二つとして同じ物が存在しないナチュラルストーンを選んでいる点。そして第二に、プロジェクト完遂のため最先端技術を採用している点で、例えば最高の機能性を保証する開閉が楽なベース部ドアが例に挙げられます。

さらに、これらのモノマテリアルの「シェル」は、アルミハニカム材のパネルに利用され、軽さ、安定性、機械的強度を保証し、アイランドのサイドパネルと一体になったドアを形成することができます。そして、二つとないユニークな表情をもつナチュラルストーンの物質性が、見事な有用性を備えて家庭に登場するのです。

技術的特徴:


-これまではインターセクションの天板と繰り型に限定されていた単一素材のコンセプトが、扉とサイドパネルへ拡大
-ビルトイン型食器洗浄機を設置したり、収納コラム、壁ユニット、コーナーユニットの作成不可
-扉およびサイドパネルをつなぐ外部コーナーの美しい仕上げ

扉の幾何学的なはめこみには木材の天然の質感が活かされると共に、ラッカー塗装仕上げの表面の適応性をよく表しており、幾何学的なバランスを重視する建築物を彷彿とさせます。

表面は光と影のパターンが交差するようにデザインされ、頑丈なワークトップはカスタム仕様の交差デザインの断面や彫刻的な構造を備えます。

Design

Vincent Van Duysen

ヴィンセント・ヴァン・ドゥイセンは1962年、ベルギーのロケレン生まれ、ゲントのサンルカス建築大学建築学科を卒業。1986年から1989年までミラノとブリュッセルで活動。1990年、アントワープに自身のスタジオを開設し、建築とインテリアデザインに主軸を置くようになった。その作品はインテリアデザインと建築が深く融合している。家具とアクセサリーは建築学の視野を取り入れてデザインされ、形にとらわれず、インテリアスペースとそれを包む建築の関係を深く理解して表現されている。ヴァン・ドゥイセンは極めて純粋でシンプルな作品を創造し、その作品は実用的で力強さにあふれている。

全経歴
Vincent Van Duysen

「保護は、私たち全員が必要とする非常に重要なものであり、私が建築と設計の作品に転換したいものはそれなのです」

Vincent Van Duysen

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